2005年衆院選
有明海沿岸４県立候補予定者への
諫早湾干拓に関するアンケート
（2005年8月29日）

　諫早干潟緊急救済本部、諫早干潟緊急救済東京事務所、有明海漁民・市民ネットワークでは、有明海沿岸４県（福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県）の次期衆院選小選挙区立候補予定者に対して、有明海異変や諫早湾干拓事業に関する政策アンケートを実施しました。その結果がまとまりましたので、公表いたします。

　今回のアンケートでは、8月上旬のマスコミ報道を基準に、連絡先の判明した立候補予定者71名に対して質問状を送付し、8月25日を期限として回答を要請しました。その結果、出馬辞退が事後に判明した者を除く67名の立候補予定者のうち、36名から回答を得ることができました。アンケートでの質問事項と、対象となった67名の回答状況、内容は次の通りです。

【追記】原口一博氏、船津賢次氏、船瀬栄子氏からの回答は、指定の回答期限を過ぎてからいただきました。選挙公示期間中に新たな回答を掲載することは公職選挙法に抵触するおそれがあること、また、アンケートの公平性を欠くことになると判断し、選挙終了後に掲載いたしました。（2005.09.13）

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質　問　事　項

問１．今後、諫早湾干拓事業をどうすべきだと思いますか？
　ａ．干拓事業の中止や抜本的な見直しを行うべきである
　ｂ．現在の計画のまま完成させるべきである
　ｃ．その他

問２．公害等調整委員会の原因裁定で、諫早湾干拓事業と有明海の漁業被害と　　　の因果関係が認定された場合は、どうすべきだと思いますか？
　ａ．有明海の再生のために干拓事業の中止や見直しを行うべきである
　ｂ．事業はこのまま完成させ、別の漁業振興策や環境改善策を行うべきである
　ｃ．その他
問３．現在の政府の有明海再生策（海底耕耘や作澪、湧昇流施設設置、潜提や
　　　浄化装置設置等による調整池の水質対策など）の効果についてどう思わ
　　　れますか？
　ａ．環境回復は難しいと思う
　ｂ．環境回復が十分に期待できると思う
　ｃ．その他

問４．上記の回答や、諫早湾干拓事業に関してコメントがありましたら、
　　　300字以内で自由にお書きください。（回答は任意）

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回　答　一　覧

●アンケートは８月初旬のマスコミ報道をもとにリストアップした、下表の立候補予定者に対して
　送付しました。立候補予定者の氏名は敬称を略し、五十音順で掲載しました。
●党派の表記は次の通りです。自＝自民党、民＝民主党　社＝社民党　無＝無所属・その他
●空欄は無回答、「−」は無記入、問5の「※」は任意回答のコメントがあることを示しています。
　回答が判別しやすいように便宜的に色分けを施しました。
●問４のコメント文を含む回答全文はこちらです。
　また、選挙区や※をクリックすることで、該当する候補者の回答を読むことができます。