2005年衆院選立候補予定者への諫早湾干拓に関するアンケート
質問項目
問1.今後、諫早湾干拓事業をどうすべきだと思いますか?
a.干拓事業の中止や抜本的な見直しを行うべきである
b.現在の計画のまま完成させるべきである
c.その他
問2.公害等調整委員会の原因裁定で、諫早湾干拓事業と有明海の漁業被害との因果関係が認定された場合は、どうすべきだと思いますか?
a.有明海の再生のために干拓事業の中止や見直しを行うべきである
b.事業はこのまま完成させ、別の漁業振興策や環境改善策を行うべきである
c.その他
問3.現在の政府の有明海再生策(海底耕耘や作澪、湧昇流施設設置、潜提や浄化装置設置等による調整池の水質対策など)の効果についてどう思われますか?
a.環境回復は難しいと思う
b.環境回復が十分に期待できると思う
c.その他
問4.上記の回答や、諫早湾干拓事業に関してコメントがありましたら、300字以内で自由にお書きください。(回答は任意)
福岡県の立候補予定者からの回答
福岡1区(福岡市東・博多区)
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橋本 英一 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a 問4:−
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松本 龍 (民前)
無回答
福岡2区(福岡市中央・南・城南区)
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西村 健志郎 (社新)
問1:a 問2:a 問3:c
問4:
有明海を豊かな海に戻すためには徹底し原因究明をおこない、その方策を樹立し実行しなければならないと考えます。
農水大臣の判断は調査検討会議や専門委員会提言と遊離したものであり、漁業者に対する充分な説明を果たしていないと思います。
干拓事業のあり方は現段階で凍結をして、皆さんの主張されているように、わが国の水産業や環境保全、財政問題等総合的な見地から議論を行うべきと考えます。
●
平田 正源 (民新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
諫早湾干拓事業には三つの問題点があると思う。第一に、税の無駄使い、第二に、環境破壊、第三に、周辺住民の生活被害があり、これらの問題点に鑑み、平田まさのりは当該事業に対して反対の立場を表明する。当初の計画策定時から社会事情が変化している以上、無駄な税金投入は既得権益の保護に過ぎない。海苔被害を見ても分かる様に、当該事業の環境に及ぼす悪影響は明らかであり、国民の環境保護の意識に逆行している。更に、周辺住民の漁業被害等の苦しみを考えれば、当該事業は直ちに停止して、中止や抜本的な見直しをすべきであると考える。
●
山崎 拓 (自前)
無回答
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山田 博敏 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
福岡高裁が、諫早湾干拓事業の工事続行の禁止を命じた佐賀地裁の仮処分決定を取り消した。福岡高裁の決定は、「諫早湾干拓工事と有明海の漁業環境の悪化との関連性を否定できない」としながら、工事差し止めを却下しており、つじつまがあわない。廃業が相次ぎ、自殺者さえもあとを絶たない有明海漁民の深刻な被害を直視しない不当な決定である。私も有明海の再生と有明漁業の復活のために漁民、市民と力をあわせてたたかう決意である。
福岡3区(福岡市西区、前原市など)
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太田 誠一 (自元)
無回答
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中園 辰信 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a 問4:−
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藤田 一枝 (民前)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
住民、漁民、自治体の意見を聞きながら、農業・漁業の現状、防災、有明海の再生等の観点を踏まえて、凍結を含め見直すべきです。
無駄な公共事業については、厳しくチェックをしていきます。
福岡4区(宗像、古賀市など)
●
新留 清隆 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a 問4:−
●
楢崎 欣弥 (民前)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
宝の海有明海を再生させるため、諫早干拓事業を中断し、因果関係の解明をすることが必要です。農水省のやり方には怒りを感じます。
●
渡辺 具能 (自前)
無回答
福岡5区(筑紫野、太宰府市など)
●
河内 直子 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
国は諫早湾干拓事業と有明海の漁業被害は無関係だといい続けてきましたが、干拓事業続行の禁止を命じた佐賀地裁の仮処分決定を取り消した今年5月の福岡高裁判決でさえその言い分をしりぞけています。つまり、因果関係があるというのが、現在の司法の判断です。しかしここに至っても「反対する人の気持ちが分からない」と言う農水大臣には、怒りを覚えます。漁業被害により、自殺者が後を絶たない深刻な状況を直視し、そもそも何のための事業かわからないこの事業を一刻も早く中止するべきだと考えます。この事業により被害を受けた人々の救済と有明海の再生に、全力をあげるのが政治の責任だと思います。
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楠田 大蔵 (民前)
問1:a 問2:a 問3:c
問4:
私は衆議院議員当選以来、民主党議員団として諫早湾の視察に参加し、実際の現場に行くとともに、国会での漁民の皆様や弁護団の皆様との意見交換会に参加して参りました。
やはり自然の恩恵というものは、目先だけでなく将来長いスパンの中で守っていかなければならない問題であると考えます。今の政治の決断が何十年、何百年先の有明海とともに暮らす人々が真に誇れる海となっているかが問われております。
潮の流れが変わることにより海が死んでしまうといった漁民の皆様の経験に基づいた声を真摯に受けとめ、漁民の皆様の暮らし、そして日本が誇れる有明海の自然をともに守っていきたいと考えております。
(問3の回答に関する付記)環境回復への努力をすべき。
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原田 義昭 (自前)
無回答
福岡6区(久留米、大川市など)
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古賀 一成 (民前)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
有明海再生はライフワークのひとつと位置づけ、平成2年初当選以来、有明海干拓問題に取り組んできており、一部埋め戻しも実現することができた。すでに干拓事業の前提となる農地拡大の必要性はなく、防災目的としては不必要に大きな施設である。そのような干拓事業を強行に継続することは、地元漁業関係者を被害者とするだけでなく、納税者であるすべての国民を税金無駄遣いの被害者とするものである。有明海の環境と漁業を政・官・業ゆ着の犠牲にするのは言語道断である。干拓事業と漁業被害の因果関係を証明し、有明海の水産生物の生育環境を回復させるため、長期開門調査を含む本格的な調査とあらたな環境再生事業に直ちに着手するべきである。
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中西 和也 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a 問4:−
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鳩山 邦夫 (自前)
無回答
福岡7区(大牟田、柳川市など)
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大森 秀久 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
(1)中長期開門調査の実施を国の責任で行う。(2)有明海再生法では、漁業被害の救済と抜本的な環境改善にはつながらない。(3)関係自治体は国に対して漁業者の救済と干拓の中止を強力に申し入れるべきである。(4)漁連や漁協への不当な圧力をかけるべきではない。自殺者も出ている漁業者の救済策を取ることは待ったなしの課題となっている。
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古賀 誠 (自前)
無回答
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中屋 大介 (民新)
無回答
福岡8区(直方、飯塚市など)
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麻生 太郎 (自前)
無回答
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大島 九州男 (民新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
時代の流れに逆行する環境破壊を容認するわけにはいかないと考えます。公共工事という名をかりた税金のムダ使いを止め国民のための公共工事を行えるようにしなければなりません。
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渡辺 和幸 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a 問4:−
福岡9区(北九州市若松区など)
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北橋 健治 (民前)
無回答
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真島 省三 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
(1)膨大な農地が減反で放置される中で2500億円もかけて新たな農地をつくる合理性はありません。諫早湾の埋め立てによって有明海の潮位や潮流が変わったことや魚介類の産卵場であった諫早湾が埋め立てられたことにより有明海の環境に深刻な影響をもたらしています。有明海の漁業に壊滅的な打撃を与えている干拓事業は即時中止すべきです。(2)有明海の再生を求め、闘い続ける漁民と関係者のみなさんに心から敬意を表します。画期的な佐賀地裁の判決が出されたにもかかわらず福岡高裁は工事再開の不当判決を出しました。このことに怒った漁民や市民の多くが新たに原告団に参加しています。私も干拓事業の中止と有明海再生のためともに闘います。
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三原 朝彦 (自前)
問1:c 問2:a 問3:c
問4:
諫早湾干拓事業については漁民の中にも賛否があったり、漁業被害との因果関係の認定に見解が分かれたりして、国民も分かりにくい議論になっているように思われます。
つまり、そもそもの干拓事業の目的が達成されコストに見合う効果があるのかどうか、の視点が欠落しています。干拓事業の効果とその被害と被害に対する有明海再生策の効果を総合的に判断するしかないと考えます。専門家の見解を期待します。
福岡10区(北九州市小倉南区など)
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城井 崇 (民前)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
これまで干潟だったところを大規模に干拓すれば、生態系がダメージを受け、ノリの不作や魚貝類の漁獲量激減などの影響を受けるのは明らかである。諫早湾干拓事業は、優良農地の造成と防災機能の強化が目的だが、農地拡大はもはや必要ではなく、防災機能としては大規模すぎる。
今の政府は時代のニーズに合わなくなった公共事業から撤退するノウ・ハウを持ち合わせていない。しかし、今や、干拓工事を即時中止し、短期、中期、長期の開門調査し、漁業被害の調査・研究を実施する必要がある。また、同時に、有明海の水性生物の生育環境を回復させるための調査研究と事業に着手することが求められていると考える。
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小島 潤一郎 (社新)
問1:a 問2:a 問3:a 問4:−
●
自見 庄三郎 (無前)
無回答
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田村 貴昭 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
諫早湾干拓事業の工事差し止めという画期的な佐賀地裁判決が、福岡高裁で取り消されました。工事ゲート前で抗議の漁民のみなさんと一緒に座り込んだ一人として、怒りを禁じえません。わたしはいつも、佐賀の川崎賢朗さんからもらった「不作のり」をかばんにいれています。「最盛期は1枚30円、いまは10分の1に下落。風味のないこの海苔を嗅いでみてください」と、様々な集会で訴えています。商品価値のない海苔まで出荷せざるをえない漁民の無念とたたかいにぜひご支援を! 力の限り、有明海と有明漁業の再生のために、地元の漁民、市民のみなさんと力を合わせてたたかいます。
福岡11区(田川、行橋市など)
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武田 良太 (無前)
無回答
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村上 勝二 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a 問4:−
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山本 幸三 (自元)
無回答
佐賀県の立候補予定者からの回答
佐賀1区(佐賀、鳥栖市など)
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原口 一博 (民前)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
公害等調整委員会による漁業者の原因裁定申請の棄却には耳を疑った。
民主党はマニフェストの中で無駄な公共事業の中止を明確に打ち出しています。これまで税金を無駄に使っていた自然破壊型の公共事業を改め、自然回復型の新しい公共事業への転換を進めます。特に有明海の異変の問題については第三者委員会の答申通り、引き続き中長期開門調査の即時実施を求めていきます。政官業の癒着の構造に対する情報公開を強力に要求して参ります。漁民や市民の皆さんの声にしっかりと耳を傾けて、宝の海を取り戻すために全力を尽くして参ります。
●
福岡 資麿 (自新)
無回答
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武藤 明美 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
有明海異変と諫早湾干拓事業の因果関係は、佐賀地裁の決定や公害等調整委員会の専門家委員会の報告でも明らかです。干拓事業を中止し、水門を開放すべきです。干潟を再生させることで、浄化作用を取り戻し、有明海再生の有効な力になります。現在行われている海底耕耘や作澪、湧昇流施設設置、潜提や浄化装置設置などによる調整池の水質対策なども、水門を閉じたままでは、十分な効果を発揮することはできません。このようなエセ事業で漁業者を買収するようなやり方は許せません。
佐賀2区(鹿島、小城市など)
●
石丸 泰男 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
私は、人が不当に差別されることを黙って見逃せない性格です。ノリの町・川副町民の一人として、自殺者まで生む有明海異変は他人ごとではありません。よみがえれ有明海訴訟を支援する佐賀の会の事務局員として自分にできることと地域で署名や賛同者を微力ながら募ってきました。干拓事業を前提とした水質対策では有明海再生は不可能です。私はこれまで色々な方々と接してきましたが地域で地方議会で、国会で一貫して事業の道理のなさを追求してきた日本共産党に昨年入党しました。救済本部のご指摘に全く同感で、有明海再生と干拓事業は、沿岸のみならず、日本の水産業と環境保全、財政の将来をも左右する国政上の重大問題です。全力をつくします。
●
今村 雅弘 (無前)
無回答
●
大串 博志 (民新)
無回答
佐賀3区(唐津、伊万里市など)
●
船津 賢次 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
巨額の国費投じた諫早湾干拓事業は、今日その建設目的、意義を失っている。水害防止、農地造成、これは自然破壊でしかなかった。政治家(主に自民など保守派)へ流れた莫大な資金、ゼネコンと自民政治家肥やしであった。干拓堤防の締切りで。有明海異変を生みだし、沿岸四県漁民の生活がおびやかされるに至った。漁民の切実な要求、調査に、農水省、政府は冷たく対峙し、なお工事完了強行を主張している。700兆円をこえる国、地方の借金、この上、ここに投資する価値はない。水門の中・長期開門調査を実施すべき、漁民の被害補償にも真剣に取り組むべきだ。
宝の海、有明海の再生に真剣な科学的調査をすすめ、一刻も早く元の姿にしよう。
●
保利 耕輔 (無前)
無回答
●
柳瀬 映二 (社新)
問1:− 問2:− 問3:−
問4:
問いが4つまでありましたが、総合的に考え方を回答します。
有明海異変と諫早湾干拓事業との因果関係がまだはっきりとしていない。現時点であらゆる方法で徹底して因果関係や影響を調査することが必要である。そのためには、中・長期の開門調査も行うべきである。同時に農業、環境、防災面などから、地元住民の意向も含めて、幅広く論議することが重要である。
また、事業内容についても現状でうまくいくのかなど検討をする必要がある。それらの調査や検討を行った上で、事業を今後どうするのかを決めていくことが必要。
現在の政府の有明海再生策は、完全に効果が認定されているわけではなく、これだけでの環境回復は難しいのではないか。
長崎県の立候補予定者からの回答
長崎1区(長崎市)
●
高木 義明 (民前)
無回答
●
冨岡 勉 (自新)
無回答
●
原口 敏彦 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
事業目的の農地造成は遊休地の活用で可能。防災対策は佐賀県のように従来の堤防を補強する方法で可能。すでに事業目的は失われている。重大なことは、この事業により宝の海・有明海が荒廃し、魚や貝、のりなどの漁獲量が激減していることにある。これらは農水省自らの検討委員会が中・長期の開門調査の必要性を認めていることでも明白。にもかかわらず工事が強行される背景に、政治献金や天下りなどで結びつく政官業の癒着の構造がある。まさに無駄で有害な諫早湾干拓事業は直ちに中止し、中期、長期の開門調査を実施し、有明海再生にむけた抜本的な対策をとるべきである。
長崎2区(島原、諫早市など)
●
大久保 潔重 (民新)
無回答
●
久間 章生 (自前)
無回答
●
渕瀬 栄子 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
「出漁すれば1日で30万円の水揚げがあった」という有明海のタイラギ漁が壊滅して10年を越えます。代りの魚船漁業の不漁や将来展望もないなか漁民の生活苦は聞くに忍びません。不漁の原因について漁民は諫早湾干拓事業を口を揃えて挙げます「干拓工事の進捗に符合して潮流・潮汐の異変があった」との漁民の証言は信じるに足る。工事の中止以外海の回復はなく、他のいかなる方法でもダメとの主張もここからくる。干拓の目的が既に破たんし、且つ調整池の水質維持がいかに困難で金がかかるものか、児島湖の例をみるとき干拓中止こそ最前の選択です。
長崎3区(大村、壱岐市など)
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谷川 弥一 (自前)
無回答
●
山田 正彦 (民前)
無回答
長崎4区(佐世保、平戸市など)
●
今川 正美 (社元)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
有明海異変の要因は複合的だが、その主因が諫早干拓による干潟消滅と潮流変化にあることは、専門家の調査で実証済み。潮受け堤防の中、長期的開門調査が是非必要だ。無駄な公共事業をやめないのが土建国家・日本の悪弊だ。政官業ゆ着構造を打破することが急務である。
●
北村 誠吾 (自前)
無回答
●
宮島 大典 (民元)
無回答
熊本県の立候補予定者からの回答
熊本1区(熊本市の一部)
●
木原 稔 (自新)
問1:b 問2:c 問3:c
問4:
(問2の回答に関する付記)裁定内容により対応を検討したい
(問3の回答に関する付記)現在再生策実施中であり、その効果について見守っていきたい
●
那須 円 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
画期的な判決となった佐賀地裁判決。それをくつがえした高裁判決でさえ中長期開門調査の必要性を認めざるをえませんでした。これに確信もって、国を包囲する大きな運動にしようではありませんか。漁民の営業を守り将来にわたって宝の海を守りぬくためには今が正念場だと思います。ご一緒にがんばりましょう。
●
松野 頼久 (民前)
問1:a 問2:a 問3:c
問4:
次世代を担う子供たちに私たちが引き継ぐべき豊かさには、当然環境も含まれます。また国と地方の財政は危機的な状況です。環境と財政の両面から事業を見直すことが大切だと思います。
(問3の回答に関する付記)再生策の定量的効果を把握する必要あり
熊本2区(荒尾、玉名市など)
●
上野 哲夫 (共新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
これ以上、漁民から自殺者をだしてはなりません。次の世代に宝の海・有明海を手渡していくためにも、今が決定的瞬間だと思います。
不当判決を下した福岡高裁も、因果関係を含め中長期開門調査の必要性を認めました。
県民にもっと真実を伝え、国民的運動に広げたいと思います。とくに河内の漁民を中心に県下の有明海沿岸漁民が死活の問題として取り組んでいるのを知って、おおいに責任も感じました。力いっぱいがんばりたいと思います。ご一緒に勝利まで力を合わせましょう。
●
野田 毅 (自前)
問1:c 問2:c 問3:c 問4:−
●
松野 信夫 (民前)
問1:a 問2:a 問3:a 問4:−
熊本3区(山鹿、菊池、阿蘇市など)
●
坂本 哲志 (無前)
無回答
●
中川 浩一郎 (民新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
元々の目的をなくした事業であると考える。民主党はマニフェスト(2003年版)で事業廃止を訴えている。今後もその姿勢を貫く。
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松岡 利勝 (自前)
無回答
熊本4区(宇城、本渡市など)
●
園田 博之 (自前)
問1:c 問2:a 問3:c
問4:
大型公共事業の計画の時期と、事業の施行時期の間隔があまりにも空き過ぎる。
計画の時期から一定の年月が経過したものについては、施行の時期において再度計画の抜本的見直しを義務付け、事業の必要性、投資効果、経済事情等を検討すべきである。
諫早湾干拓事業を見ても、生産調整を実施しているこの時期に耕地の造成など無用の長物と言わざるを得ない。従って事業目的を防災にしぼるなり、他の目的に見直しを行うなどの考察が必要でなかったかと思う。
(問1の回答に関する付記)干拓事業と漁業被害の因果関係を究明し、有明海の自然を守るため相応の対策を早急に講ずるべきである。
(問2の回答に関する付記)「見直しをおこなうべきである」にアンダーラインあり。
(問3の回答に関する付記)ある程度の回復は見込まれても完全回復には疑問が残る。
●
松本 基督 (民新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
天草は、故山下弘文さんに大変お世話になりました。国営羊角湾締め切り干拓事業・本渡港マリンタウン計画では、「負けてもともと勝っておおごと」と発破をかけられたことを思い出します。亡くなられた後、諫早干潟緊急救済本部で、八千代さんの要請を受け約2年間ボランティアをやり、諫早湾は絶対開門させなければならないと決意しました。
年々悪化していく海を目の前にしても、中長期調査しない国の姿勢に、深い憤りがあります。多くの良心的な科学者の現地調査や、漁民や市民の方々の日常の仕事や生活の中で、体感される変化を無視し、事業を強行する小泉内閣を私はきっと倒し、自然環境や地方の生活を大事にする政治に変えましょう。
熊本5区(八代、人吉市など)
●
金子 恭之 (自前)
無回答
●
後藤 英友 (民新)
問1:a 問2:a 問3:a
問4:
住民・自治体の意見を聞きながら、事業のすすめ方、活用のあり方を見直し、公共事業のムダを止め、生活・環境重視の経済政策に転換すべきである。
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