諫早湾自然の権利訴訟 1999年10月23日現地検証指示説明書

(12)試験盛土工事
原告側
指示説明
説明無し
被告側
指示説明
 森山町井牟田下名の既存堤防(森山海岸)から東方に向かって立つと、国営諫早湾干拓事業の内部堤防の試験堤防があり、有明粘土地盤に東西方向に200メートルにわたって土で堤防が造成されている。堤防盛土による重量は地盤に圧縮荷重として加わり、土中の水分がドレーン材に移動・排水され、土が圧縮・沈下し、軟弱地盤の強度が増加する。この工事は平成10年10月に終わり、約一年が経過しているが、亀裂の発生・破砕の危険性が大きいという事実は認められない。
(13)南部堤防一区工事
原告側
指示説明
説明無し
被告側
指示説明
 内部堤防の予定地であり、現在、地盤改良工事としてのドレーン材の打設が完了し、引き続き盛土工事に入る。


ドレーン材が立ち並ぶ内部堤防工事現場


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