2004参院選立候補予定者への諫早湾干拓に関するアンケート
佐  賀  県

岩永浩美(自由民主党)
問1〜4は無記入

 中長期開門調査見送りを決定した農水省の説明不足は否めない。
 有明海再生は、水資源の持続的利用・環境保全の面からも、極めて重要であり、開門調査については、第三者委員会などの見解ならびに有明海特措法の主旨を踏まえ、漁業者の不安解消のためにねばり強く求めていく。

川崎 稔(民主党)
問1:b 問2:b 問3:b 問4:b

 海底耕運などの対症療法的な対策よりも、やはり抜本的な原因究明を行うために、第三者委員会の答申した中・長期開門調査の早期実施を求めていくことが先決だと思います。科学的客観的な原因究明作業を進めた上で、その結果を踏まえて有明海再生のために所要の措置を講じていく、という手順が必要だと思います。また、中・長期開門調査を出来ないことについて、政府・与党は説明責任を果たしていないと思います。諫早湾干拓事業は費用対効果も0.83で、完成すれば430億円の赤字だと農水省自ら発表せざるを得ない状況です。漁業者や市民の皆さんの声にしっかりと耳を傾け、私たちの「宝の海、有明海」を取り戻すために全力を尽くして参ります。

武藤明美(日本共産党)
問1:b 問2:b 問3:b 問4:b

 ノリ不作がおきる前から、タイラギが不漁となり、私は県議会で諫早湾干拓事業の中止と、水門開放、有明海再生に、一貫して取り組んできました。農地造成という事業目的は、これまでの間に次々と変更され、本来の事業目的を失いました。ムダで環境破壊の大型公共事業の典型ともいえる諫早湾干拓事業は中止すべきです。有明海再生のためにも中・長期開門調査は、全ての漁民が求めており、国の第三者委員会でもその必要性を指摘しています。今回の亀井農水大臣の見送り発言には納得いきません。有明海の漁民・市民が共同して「よみがえれ有明海」の訴訟がおきていますが、私も豊かな有明海をとり戻すため、原告の一人としてがんばっています。

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