有明海シンポジウム(11月28日)のご案内
かけがえのない有明海の生物たちについて考える
諌早湾を含む有明海には、日本でここにしかいない生物(特産種)や他所ではまれな生物(準特産種)がたくさんいます。これほどユニークな生物相をもつ内湾は、ほかにはありません。なぜこのような特異な生物相が成立し今まで維持されてきたのか、その生物相が現在どれほど危機的な状況にあるのか、塩生植物、無脊椎動物、魚類、渡り鳥、そして地史の専門家が一堂に会して議論します。
翌日には、貸し切りバスで閉め切り後の諫早湾干潟を巡る、現地観察会も行います。
かけがえのない有明海の生き物たち
−絶滅の危機にひんした特産種と諌早湾干拓−
- 日 時:11月28日(土) 午後1時〜5時30分
- 会 場:長崎大学医学部ポンペ会館(浦上天主堂近く)
- 長崎駅より長崎バス8番(医学部前下車)または市内電車(浜口町下車、徒歩8分)
- 参加費:無料
- プログラム
- 1)「有明海の地史と特産種の成立」 下山正一(九州大学理学部)
2)「塩生湿地植物−シチメンソウ」 陣野信孝(長崎大学教育学部)
3)「二枚貝類」 佐藤慎一(国立科学博物館)
4)「巻き貝類 」 福田宏(東京都立大学)
5)「魚類」 田北徹(長崎大学水産学部)
6)「渡り鳥」 鴨川誠(日本野鳥の会長崎県支部)
- 「諌早湾干拓事業が水域環境におよぼす影響」東幹夫(長崎大学教育学部)
「有明海の生物多様性保全の意義」菊池泰二(九州ルーテル学院大学)
「自然保護運動における生物多様性保全の位置づけ」東梅貞義(WWF-Japan)
- 主 催:有明海シンポジウム実行委員会
- 後 援:日本ベントス学会
- 問い合わせ:佐藤正典(鹿児島大学理学部)
- Tel 099-285-8169 Fax 099-285-8172 E-mail: sato@sci.kagoshima-u.ac.jp
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