諫早湾干潟記録映画「沈黙の葬送」上映会
作家の下重暁子さんのスピーチ、諫早問題の現状報告も

 諫早湾潮受け堤防閉め切りから1年半を迎えるこの10月、諫早干潟緊急救済東京事務所では、諫早湾干拓の見直しを求める活動の一貫として、イワプロ(代表 岩永勝敏)が製作した新作16ミリ映画「沈黙の葬送 1988〜1998諫早湾」の上映会を下記の通り開催します。

 イワプロでは1988年より、諫早湾干潟の自然や、干潟での人々の生活などを撮影し続けてきました。これまで「干潟のある海 諫早湾1988」(世界海洋ドキュメンタリー映画祭金賞受賞)、「命あふるる干潟の海 有明海」の2作の映画を発表しています。今年7月に完成した第3作「沈黙の葬送 1988〜1998諫早湾」はその集大成とも言える作品で、野鳥が飛びかい、ムツゴロウやカニがたわむれる諫早湾干潟の豊かな自然と、堤防閉め切り後の無残な干潟の姿が、克明に描き出されています。

 今回の上映会ではゲストとして、この映画のナレーションを担当した作家の下重暁子さんをお招きし、この映画や諫早湾干潟に対するご自身の思いなどをお話しいただきます。また、WWFジャパンの花輪伸一さんによる、諫早湾干拓問題に関する現状報告もあります。

 みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます。

諫早湾干潟記録映画「沈黙の葬送 1988〜1998諫早湾」上映会


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