藤前干潟を守るNGO集会(東京)
−干潟の保全とゴミ問題−
名古屋市の藤前干潟が,ゴミの最終処分場として埋め立てられようとしています.8月末に名古屋市は環境アセスメント評価書をまとめ,まもなく運輸大臣に公有水面の埋立免許を申請する予定です 藤前干潟は,諫早湾が締め切られ干潟が失われた後,日本最大のシギ・チドリ類渡来地になっています.ラムサール条約の登録湿地の基準を満たしており,国境を越えて移動する渡り鳥の渡来地としてたいへん重要な干潟です.
埋立計画における環境アセスメントや代替地の検討が不十分であることや,国際的に重要な干潟が失われることから,国内だけでなく諸外国からもたくさんの批判が寄せられています.
干潟をゴミ処分場にしてしまう.日本では山地の谷をはじめ,自然環境のなかにゴミを投棄する処分法を,今もなお採用しているところが少なくありません.このような処分法は,自然を破壊するだけでなく環境を汚染するもので,早急にあらためるべきです.
藤前干潟の保全を訴え,ゴミ問題について考えるNGO集会に,ぜひ,ご参加下さい.
プログラム案