「シギ・チドリ類のレッグフラッグ」リーフレット
相次ぐ干潟の環境破壊は、干潟を渡りの中継地とするシギやチドリ類に大きなダメージを与えています。シギ・チドリ類の保護のためには、生息地や渡来ルートの調査が必要です。その調査のために使われているレッグフラッグを解説したリーフレットが、山階鳥類研究所、日本湿地ネットワーク、世界自然保護基金日本委員会(WWF
Japan)の協力で作成されました。
レッグフラッグは、色でどこの生息地かを示すプラスチックの小さな旗で、1991年から約5万羽に付けられています。鳥を捕まえなくても、双眼鏡か望遠鏡で鳥の足を見るだけで容易に確認できます。データの回収率は足環だけの調査に比べ、5倍〜20倍になったといいます。
リーフレットには、紋別市のコムケ湖、根室市の風蓮湖、木更津市の小櫃川、習志野市の谷津干潟、およびオーストラリア/ニュージーランドの4カ所、計8種類のレッグフラッグの色や取り付け方が紹介されています。また、レッグフラッグを発見した場合の報告の書式や、報告書の送り先も掲載されています。リーフレットを参照して、データ集めにご協力ください。
リーフレットをご希望の方は、「シギ・チドリ類のレッグフラッグ」リーフレット希望と明記の上、返信用の80円切手を同封して下記までお送りください。