諫早湾干潟の今を描いた絵本
『海をかえして!』が出版されました。

 諫早湾干潟と干拓事業を動物たちの視点から描いた絵本『海をかえして!』が童心社から出版されました。干潟の豊かな自然の中で暮らすたくさんの生き物たちの様子、そして今年の4月、諫早湾でなにが起きたのかが、ムツゴロウやシオマネキたちの会話や様子を通して、子どもたちによく分かるように描かれています。
 最後まで人間のことを信じつづけるムツゴロウの言葉は、この問題に関心の薄い大人たちの心にも、自然と人間の共生について強く訴えることでしょう。この本を通じて、諫早や各地での自然破壊の問題を一家で話し合われてみてはいでしょうか。
 『海をかえして!』は全国の書店で発売中です。諫早干潟緊急救済本部東京事務所でも販売しております。(関連書籍ご紹介のコーナーをご覧ください)

 なお、一人でも多くの方にこの絵本を読んでもらえるよう、お近くの図書館等に購入のリクエストをお願いいたします。

絵本『海をかえして!』『海をかえして!』
丘 修三・長野ヒデ子 作
童心社 刊
定価1300円(税別)


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