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図解パンフ「諫早湾干拓と有明海異変」発行
有明海の環境悪化のメカニズムを分かりやすく解説

 有明海漁民・市民ネットワークと諫早干潟緊急救済東京事務所では、諫早湾干拓事業と有明海の環境変化や漁業不振の因果関係を説明するパンフレット「諫早湾干拓と有明海異変」(カラーA4版4ページ)を、2004年12月に発行しました。

 このパンフレットは2000年の養殖ノリ不作以降、ノリ不作第三者委員会を初めとする各種の機関や専門家・NGOによる調査・研究で解明が進んだ、諫早湾干拓による有明海の環境悪化のメカニズムを簡潔にまとめ、一般の方にも理解しやすいようにイラストを使って説明したものです。
 諫早湾閉め切りによる干潟の消滅や、潮流潮汐の変化が、有明海の環境を悪化させ、養殖ノリの不作や深刻な漁獲高の減少をもたらしていること、従って、有明海の根本的な再生には諫早湾の水門や堤防の開放が不可欠であることが、一目で分かるように編集しました。

 佐賀地裁はこのような因果関係を認め、2004年8月に干拓工事の中断を命じる仮処分決定を下しました。さらに、公害等調整委員会で行われている原因裁定でも、因果関係の検証が行われており、2005年2月には結審する予定です。
 諫早湾干拓事業が大きな岐路に立っている今、みなさまにもぜひこのパンフレットをお読みいただき、問題への理解を深めていただきたいと思います。また、パンフレットの配布(特に有明海沿岸地域)にもご協力をお願いします。

 パンフレットをご希望の方は、以下の諫早干潟緊急救済東京事務所に返信用の80円切手を同封の上、お申し込みください。また、団体の機関誌への同封など、配布にご協力いただける場合は、必要部数をお送りいたしますので、ご連絡ください。

 なお、パンフレットと同内容のホームページを以下に公開しています。
http://www.isahaya-higata.net/isa-ariake/

 また、パンフレットのPDF(435KB)を以下のアドレスに置いています。データやそのプリントは自由に配布して構いませんのでご活用ください。
http://www.isahaya-higata.net/isa-ariake/isa-ariake.pdf

※このパンフレットは自然保護助成基金の助成により作成しました。

▼パンフレットの申込、問い合わせ先

諫早干潟緊急救済東京事務所
〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷3−11−4 パレドール目白205
TEL/FAX 03-3986-6490  
E-mail info☆isahaya-higata.net(☆は@にかえてください:迷惑メール対策)

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