緊急シンポ・吉野川河口干潟を救え!!
10月5日、東京・豊島区民センターで開催
吉野川・東京の会、吉野川ひがたファンクラブの主催で、吉野川河口干潟の保全に関する緊急シンポジウムが開催されます。このシンポジウムには諫早干潟緊急救済東京事務所も後援しています。ぜひご来場ください。
シオマネキなど貴重な動植物が多く生息する吉野川河口付近の干潟とアシ原
(2002年8月撮影)
緊急シンポジウム 吉野川河口干潟を救え!!
「こんなに美しい空と風があることを、世界に誇りたい」
■s徳島・吉野川の命を育む河口干潟
徳島県を流れる吉野川河口に広がる干潟は、日本で最初に、『 東アジア・オーストラリア地域におけるシギ・チドリ類重要生息地ネットワーク 』に登録された貴重な干潟です。また。レッドデータブックに掲載されている、シオマネキ、ルイスハンミョウをはじめ、各地の干潟から姿を消しつつある動植物が豊富に見られる場所でもあります。
ところが、この干潟の存続を左右する大型公共事業計画が、住民に知らされることなく進められようとしています。
まさに諫早の悲劇が、吉野川で繰り返されようとしているのです。
河口干潟は、吉野川の命を支える大切な場所。吉野川の命のつながりを断つ大型公共事業から干潟を救うために今、できることは何か。
私たちはこのシンポジウムをとおして、吉野川河口干潟の重要性を訴えるとともに、公共事業のありかたを問いたいと考えています。
■日時 2002年10月5日(土)
午後1時00分〜4時30分(開場12時30分)
■場所 豊島区民センター・音楽室/映写室
東京都豊島区東池袋1−20−10(JR池袋東口・歩3分)
TEL 03-3984-7601
■参加費 1000円
■プログラム
- ●吉野川河口干潟の重要性 和田恵次(奈良女子大教授)
〜スライドショー&解説〜
●干潟保全の意義〜開発への警笛 花輪伸一(WWFジャパン)
●人形劇 「よしのがわ干潟円卓会議」
●河口域の様々な公共事業 井口利枝子(とくしま自然観察の会)
1)干潟に架かる大橋(東環状大橋)
2)海岸埋立事業(マリンピア沖洲二期工事)
3)四国横断自動車道
4)農地防災事業
●パネルディスカッション「吉野川河口干潟保全の諸課題」
パネリスト
井口利枝子(とくしま自然観察の会)
清野 聡子(東京大学大学院助手)
花輪 伸一(WWFジャパン)
山内美登利(日本湿地ネットワーク、日本野鳥の会徳島県支部)
吉田 正人(日本自然保護協会)
和田 恵次(奈良女子大教授)
■主催:吉野川・東京の会、よしのがわひがたファンクラブ
■後援
朝日新聞社徳島支局、諫早干潟緊急救済東京事務所、環境行政改革フォーラム、公共事業をチェックするNGOの会、三番瀬署名ネットワーク、四国放送、生活協同組合コープ自然派徳島、WWFジャパン、千葉県自然保護連合、千葉の干潟を守る会、徳島県自然保護協会、とくしま自然観察の会、徳島新聞社、とくしま生協、徳島保全生物学研究、日本自然保護協会、日本湿地ネットワーク、日本野鳥の会、日本野鳥の会徳島県支部、毎日新聞徳島支局、吉野川シンポジウム実行委員会、吉野川みんなの会、読売新聞大阪本社、(50音順 敬称・法人略)
■連絡先(東京):
携帯 090-8179-2123 シンポジウム実行委員会(陣内)
E-mail:iga@mandala.ne.jp シンポジウム実行委員会(伊賀)
■連絡先(徳島):
TEL&fax 088-623-6783 (とくしま自然観察の会 井口)
E-mail:rieko@mandala.ne.jp
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