「時のアセス」第三者委に公正な再評価を要望
諫早湾干拓事業の再評価作業(時のアセスメント)を行う第三者委員会の第1回目の会合が、6月9日に熊本市内で開催されました。 諫早干潟緊急救済本部と同東京事務所では、6月8日に以下の要望書を九州農政局に送り、事業管理委員会と第三者委員に対して、会議の公開を求め、再評価に当たって検討すべき項目について提言しました。また、6月9日には第三者委員会の会場周辺でこの文書を関係者に対して配布するなどの活動を行いました。 再評価は着工から5年以上経過した事業に対して5年ごとに実施されるもので、今年度、九州地区では諫早湾干拓事業を含む6件の事業が対象となっています。第三者委員会は7月に現地調査などを行った後、8月中旬には各事業の点検を終え、継続、見直し、中止について管理委員会に答申する予定です。 2001年6月8日 九州農政局国営事業管理委員会 殿 諫早干潟緊急救済本部 代表 山下八千代 諫早湾干拓事業は、有明海異変をもたらした諸原因のうち最大のものであり、また費用対効果の面でも土地改良法に違反している疑いが濃厚であることから、当事業の再評価については多くの国民が注目しています。私たちも「市民による諫早干拓『時のアセス』」として独自に検証を行い、その結果を4月に発表したところです。そこで私たちは、再評価が公明かつ公正に行われることを期待して、以下の点を要望します。 以上 TOP PAGE | INFORMATION | REPORT | LIBRARY | LINK |
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