干潟を守る日2001 in 東京
諫早干拓「時のアセス」シンポジウム
〜豊かな有明海と諫早干潟の再生のために〜

●日 時:2001年4月8日(日)PM1:00〜5:00(開場PM11:30)
●会 場:文京区民センター3F
●参加費:1000円(資料代)

 昨年末から大きな問題となっている有明海の養殖ノリの色落ち被害。その元凶として今年の4月で潮止めから4年目になる諫早湾干拓事業が取り沙汰されています。野鳥や魚介類の激減、閉め切った調整池の水質悪化など、事業開始前から専門家や漁業者、自然保護団体が指摘していた干潟の消失がもたらす弊害は次々と現実のものとなり、いまや有明海全体の生態系が危機に瀕しています。
 そんな中、今年はこの事業の継続と中止を判断する5年毎の再評価(時のアセスメント)が行われる節目の年です。今回のシンポジウムでは農水省による再評価が「お手盛り」なものにならないように、農水省に先駆けて市民と専門家が共同して行った「市民による諫早干拓『時のアセス』」の結果を発表します。
 シンポジウムには、この市民版再評価に調査・研究レポートを寄せていただいた専門家を迎え、自然環境、財政、防災、営農など様々な角度から、諫早湾干拓事業の問題点を検証します。また、諫早湾干拓事業の見直しのあり方や、干潟の再生、有明海の環境回復をどのように実現していくかを具体的に検討します。

●出席予定パネラー
片寄俊秀(関西学院大学教授)       東 幹夫(長崎大学教授)
宮入興一(愛知大学教授/元長崎大学教授) 宮江伸一(元金沢大学教授)
碇山 洋(金沢大学助教授)        青木智弘(農政ジャーナリスト)
花輪伸一(WWFジャパン)

★当日は11:30から開場します。会場内には諫早湾の風景や在りし日の山下弘文
 さんの写真を展示します。お早めにお出かけの上、ぜひご覧ください。

●主催:諫早干潟緊急救済東京事務所
●お問い合わせ:TEL.03-3986-6490
●ホームページ:http://www2s.biglobe.ne.jp/~isahaya/


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