干潟を守る日2000 in 東京・シンポジウム 諌早湾閉め切り後、「大規模公共事業見直し」の世論は確実に高まり、こうした中で 1998年3月に、いわゆる「時のアセス」の国政版である国の公共事業再評価制度が発表されました。そして、「2001年には国営諫早湾干拓事業(諫干)の再評価」が行なわれることが決まっています。 他方、潮止めから 3年目を迎え、諫干による環境変化は諌早湾から有明海へと広まり、漁業者が干拓の中止を求めるなど、漁業に深刻な影響を与えています。事業進行中のこの現状は、再評価にどのように反映されるのでしょうか。 今回のシンポジウムでは、諫早現地の現状報告を山下弘文さん、有明海の生物環境問題を佐藤正典さん、川辺川再評価のケーススタディを高橋ユリカさん、そして公共事業再評価問題を原科幸彦さんと青山貞一さんにお話していただき、諌早湾の「今」を知ると同時に、事業再評価制度とはそもそも何なのか、この間行われた再評価の成果や問題点は何か、期待される再評価制度とはどういうものかを考え、私たちが知るべきこと・やるべきことを探ってゆきます。
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