よみがえれ!諫早干潟
−干潟を守る日1999 諫早・東京−(シンポジウム資料)
●編集・発行:諫早干潟緊急救済本部・東京事務所(1999年)
●B5判 本文44頁
●500円

●1999年4月に東京と諫早で開催されたシンポジウムの資料として編集された冊子。締め切りからまる2年になった諫早湾干潟や干拓事業の現状と問題点を、さまざまな角度から分かりやすくまとめています。水質悪化から水門を開放した韓国の干拓事業や、岩手県・古川沼の事例も紹介。この2年間の報道の記録も資料として収載しています。


●目 次
諫早湾に思う 梅原  猛
I.どうなってるの?諫早湾−潮止め後の2年間
諫早湾この2年間の流れ 山下 弘文
調整池の水質悪化とその周辺海域への影響 安東  毅
泥干潟を未来に−ゴカイやカニや貝の大切さ− 佐藤 正典
諫早湾干拓事業の有明海漁業に与える影響 山下 弘文
営農計画の進捗状況と今後の見通し 山下 弘文
防災効果はあるのか 山下 弘文
多くの矛盾が露呈した諫早干拓事業 生越  忠
鳥の変貌、干潟の変貌 三間 淳吉
財政問題から見た諫早湾干拓 山下 弘文
II.世界の流れは干潟再生!−内外の事例と今後の展望
世界の流れは湿地環境の再生・活用へ 碇山  洋
韓国の始華地区干拓の生態系への影響と諫早干拓との類似性  菅波  完
古川沼・水門開放への道 岩手県陸前高田市 中島新太郎
回復のシステム 五十嵐敬喜
諌早湾干拓事業における国際条約との関わり
 −ラムサール条約を中心に

小林 聡史

諫早湾の干潟復活と賢明な利用について 片寄 俊秀
III.資料集
潮止めまでの略史
報道の見出しに見る潮止め後の2年間
5大新聞の社説による事業批判

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