2004参院選立候補予定者への諫早湾干拓に関するアンケート
福  岡  県

石原倫理(維新政党・新風)
問1:b 問2:b 問3:b 問4:b

 水俣病をはじめとする公害問題において明らかになった事は、人間中心の社会では、人間その物が、滅びるのであって、他の生命との共成する人類社会の基本でなくてはならないという事であった。諫早干拓は、この反省をまったく度外視した暴挙である。

江藤邦宏(無所属/社会民主党推薦)
問1:c →栄養塩の問題やダム等との関連について考慮すべき。
問2:b
問3:b →策そのものの明確な内容や方策が示されていない。
問4:c →工事の大半が完了している現状をどうとらえるのか。

 有明海の再生を図るには徹底した原因究明を行い、その方策を樹立し実行することが必要不可欠と考える。漁業者・県民は中長期開門調査の代替策についても具体的内容や範囲の明確な説明を求めている。にもかかわらず農水大臣の最終判断は調査検討会議や専門委員会提言とも乖離したものであり、不安と危機感を募らせるものでしかない。漁業者等に対する説明責任を明確に果たすよう強く求める。又、干拓事業のあり方は現段階で凍結する是非を総合的見地から議論を行うべきと考える。
 なお、今回のアンケートは有明海の再生を願う一員として、二者択一的回答を求めたものであり、回答しづらいことを指摘しておく。

大久保勉(民主党)
問1:b 問2:b 問3:b 問4:b

 中長期の開門調査を即時実施すべきであると考えます。

津野豊臣(日本共産党)
問1:b 問2:b 問3:b 問4:b

 中・長期開門調査の見送りを決めたことで、農水省が「完成さきにありき」で工事を強行しようとしていることがいよいよ浮き彫りになりました。漁民のみなさんの海上デモにも参加して、「宝の海」を台無しにする諫早干拓の理不尽さを心から実感することができました。
 世論をいっそうもりあげ、何としても中・長期開門調査を実施させるために、私も頑張りたいと思います。そして多額の政治献金とひきかえに推し進められてきたムダな大型事業優先の政治をおおもとから切りかえ、有明海再生のために力をつくしたいと思います。

藤本 豊(無所属)
問1:c 問2:b 問3:c 問4:c

 公共工事の目的を再チェックする必要があると思う。地域住民の賛否を重要と考えなければならない。とかく公共工事は一部の政治家や、地元の工事屋さんが利益を不正に求める傾向がある。不正なく住民の多くが賛成ならば、それは尊重されるべきである。たとえ干拓事業が失敗に終っても住民の決定事項ならば、くいはないと思う。
 (国家の宝は国民である。国民住民尊重主義者です)

古川 忠(無所属)
無回答

吉村剛太郎(自由民主党)
無回答

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