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プレスリリース

東幹夫/安東毅/石賀裕明/宇野木早苗/佐々木克之
佐藤正典/堤裕昭/宮入興一/村上哲生

―12/15共同声明に160名を越える研究者から賛同の声!―
私たちは再度「中・長期開門調査」を求めます

 諫早湾・有明海問題の調査・研究に取り組んできた私たち9名の研究者は、去る12月15日熊本県庁において「共同声明」を発表しましたが、そこでは「中・長期開門調査検討会議専門委員会」の報告書で展開されている開門調査に否定的な意見のどこが間違いなのか、また開門調査を実施することがなぜ必要なのかを、科学的かつ具体的に指摘してきたところであります。この共同声明発表後、関連する学会等のメーリングリストにおいて有志の手により声明への支持が呼び掛けられてきましたが、21日時点で北海道から沖縄まで全国各地の大学・研究機関の研究者161名からの賛同署名が寄せられました。本問題に寄せる研究者の関心の高さが改めて浮き彫りになったものと考える次第です。

 ところが12月19日の検討会議に提示された素案を拝見すると、私たちの12/15共同声明はほとんど活かされることなく、専門委員会報告書と同様に基本的な事実誤認が繰り返され、到底科学的とは思えない意見も無批判的に網羅されています。そこで私たちは、素案に内在する問題点を検討し、改めて中長期の開門調査を求める声明を別紙の通り発表させていただくとともに、本日検討会議の委員各位と農水省に郵送いたしました。12月25日に開催予定の検討会議での議論、および農水省の最終判断に是非とも活かして頂きたく強く望むものです。

 緊急のことから、今回は会見を行うことは出来ませんが、各社におかれましては報道のほどよろしくお願い申し上げます。

なお前回と今回の共同声明及び添付資料は
http://www2s.biglobe.ne.jp/~isahaya/kaimon/
において公開しております。


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