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プレスリリース

2004年1月17日
東幹夫/安東毅/石賀裕明/宇野木早苗/佐々木克之
佐藤正典/堤裕昭/宮入興一/村上哲生

研究者「共同声明3」発表記者会見のお知らせ

  諫早湾・有明海問題の調査・研究に取り組んできた私たち9名の研究者は、これまで2回にわたって「共同声明」を発表してきました。

 昨年12月15日に発表した1回目は、「中・長期開門調査検討会議」の「専門委員会」の報告書案で展開されている開門調査に否定的な意見のどこが間違いなのか、また開門調査を実施することがなぜ必要なのかを、科学的かつ具体的に指摘しました。この共同声明発表後、関連する学会等のメーリングリストにおいて有志の手により声明への支持が呼び掛けられましたが、北海道から沖縄まで全国各地の大学・研究機関の研究者161名からの賛同が寄せられました。本問題に関しては、農水省が期待するような風化はけっして生じていないことが改めて浮き彫りになったものと考える次第です。

 また12月22日にプレスリリースした第2回目の共同声明では、親委員会である検討会議で議論された報告書素案に内在する問題点を検討し、改めて中長期の開門調査の必要性を強く指摘したところです。
ところが12月25日にまとめられた検討会議最終報告書は、私たちが具体的に指摘してきた見解はすべて無視しており、委員会本来の役割として求められた論点整理としても甚だ不充分なものに終わっています。そこで私たちは、農水省が今後実施の可否を判断するに際しては、この報告書に頼ることなく、私たちの共同声明やより広範な見識も踏まえるよう求めて、下記要領で「共同声明3」を発表させて頂くこととした次第です。お忙しい中恐縮ですが、取材のほどよろしくお願い申し上げます。

日時 : 1月21日 (水曜日) 14:00〜15:00
場所 : 農政クラブ(農水省内)
会見者: 宇野木早苗(元東海大学教授)
     佐々木克之(元水産総合研究センター室長)


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