有明海漁民による農水省への申し入れ(2001年10月26日)

 有明海漁民・市民ネットワークは10月26日に、初の農水省との直接交渉を行いました。約2時間ほどの交渉では、漁業者からの要望書の提出、有明海の漁業不振の現状報告、漁民ネットからの申入書や佐藤謙一郎議員が提出した質問主意書とその回答に沿った質疑などが行われました。有明海異変の主因は諫早湾干拓事業であるとする漁民ネットの主張に対し、農水省はこれまで通りその因果関係を認めず、漁業者に対して誠意ある前向きな回答はありませんでした。

 交渉の中から、5人の漁業者による現状報告の場面のビデオ(RealPlayerデータ)を以下に収録します。録音状態があまり良くないので音量を上げてお聴きください。

交渉の冒頭で長崎県有明町漁協の松本さん(左側)が、要望書を農水省(右側)に手渡した。

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