諫早湾ムツゴロウ裁判・東京報告会
iMam (Isahaya Mutsugoro Action Meeting) '99 in Tokyo

堤防閉め切りから2年半。
今、諫早はどうなっているのか……。

 諫早湾が閉め切られてから2年半、干拓事業の見直しや、干潟の回復を求める活動は、さまざまな形で根強く続いています。諫早湾の生物たちを原告とした「ムツゴロウ裁判」として知られている、諫早湾自然の権利訴訟もそのひとつです。

 諫早干潟緊急救済東京事務所では「自然の権利」基金との共催で、11月13日、東京・池袋の豊島区民センターで、諫早湾自然の権利訴訟の報告会を開催します。

 今回の東京での報告会では、裁判の原告(ムツゴロウの代弁人)であり、この春からは諫早湾南岸の愛野町の町議会議員となった原田敬一郎さんや、奄美や諫早の自然の権利訴訟の弁護を手掛ける籠橋隆明さんを迎えて、これまでの裁判の経緯や、10月27日の現地検証の成果、水質悪化や漁業被害など現実になった諫早湾閉め切りの悪影響、そしてついに2000年度の完成予定が延期され、「時のアセス」を控え見直しの気運が高まる干拓事業の現状などを報告します。現地検証の当日の様子や、諫早湾の風景などもスライド等でご紹介する予定です。皆様のご来場をお待ちしています。

  • 日 時:11月13日(土)午後1時30分〜4時
  • 会 場:豊島区民センター 5F音楽室(池袋駅東口徒歩5分)
  • 主 催:諫早干潟緊急救済東京事務所/「自然の権利」基金
  • 参加費:1000円(資料代含む)
  • お問い合わせ:諫早干潟緊急救済東京事務所 TEL・FAX 03-3986-6490
    〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷3−7−3 ベルビュー目白701
    E-mail isahaya@msj.biglobe.ne.jp
    *会場内に託児室(スタッフ付き・無料)を用意します。託児をご希望の方は事前にご予約ください。


出演者・プログラム(予定)

  • 原田敬一郎(原告)
    地元民として、ムツゴロウ代弁人として、町議として、諫早問題を語る&唄う。
  • 籠橋 隆明(弁護士)
    ムツゴロウ裁判とはどのような裁判なのか。これまでの経緯と今後の取り組み。
  • 佐久間淳子(自然の権利セミナー)
    「自然の権利」の考え方と、各地の自然の権利訴訟について。
  • そのほか、スライドによる現地検証レポート、質疑応答など。


    ▲諫早湾の夜明け。草原と化した干潟には、今も原田敬一郎さんたちによって「干拓事業の見直しと干潟の再生を求める「黄色いハンカチ」が掲げられています。


TOP PAGE | INFORMATION | REPORT | LINK | LIBRARY